TREK(トレック) MADONE(マドン) 開発設計者、鈴木未央さんにインタビュー!【動画】

TREK(トレック) MADONE(マドン) 開発設計者、鈴木未央さんにインタビュー!【動画】

2017-11-15T16:06:22+00:00 2016/08/16|イベント|

こんにちは、鈴木です。

先日の定休日、トレック本社エンジニア、鈴木未央さんが来店されました!

※写真はトレックワールド2017、アフターパーティーにて。

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未央さんはエアロダイナミクス(自転車の空気抵抗に関わる研究)に関する部門をまとめる立場で、多くの製品開発に携わっていらっしゃいます。トレックのMADONE(マドン)はもちろん、ボントレガー製品も「エアロ」と名のつくもの全てに関わっているとの事。日本人の方が本国の製品開発をしていると聞くと、嬉しくなりますね。
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来店の目的は販売店スタッフやお客様に直接話を聞くことです。研究データだけでなく、プロ選手や一般ユーザーの乗車感覚も重視する、トレックらしい取り組みです。来店直後から、マドン9ユーザーであるお客様に色々と話を聞かれていました。
1-IMG_0746.JPG意見交換の様子を撮影したいと言う事で、撮影スタッフも一緒に来られました。本格的な撮影機材を見ると、なんだかワクワクしてしまいます!
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代表の丹も、販売する立場、またマドンユーザーとして色々な意見交換をしていました。未央さんご自身も、昨年一年間で4度トライアスロンに出場されたとの事!この後は韓国で自転車レースに出場され、その後日本に戻り「しまなみ海道」をサイクリング予定だそうです。すごくアクティブですね・・・
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さて、マドンや開発現場のことをインタビューとして少しお聞きしました。
私はカメラに緊張し、視線が定まっていませんが・・・動画をご覧ください!
いかがでしたか?
私が最初に驚いたのは、トレックのエンジニア・デザイナーの人数です。まさか100人もいるとは・・・
自転車メーカーのほとんどは規模が小さく、ブランドこそ有名でも、自社で新技術の開発を行っているメーカーはあまり多くありません。自社研究をしていても、大学や他の研究機関との連携でまかなっているところがほとんどです。トレックがどんな研究施設なのか、現地で見てみたくなりますね。
因に代表の丹は、本社見学に行っています。羨ましい・・・
また、自転車用の空力研究が、飛行機や車とは異なる部分が多いというのも興味深かったですね。「他産業の技術を応用しにくいところが難しい」と言う実感は、業界最先端の研究をしている方ならではの苦労ではないでしょうか。
最後は撮影クルーの方も一緒に記念撮影!スタッフ森光は、未央さんデザインのエアロヘルメット「バリスタ」にサインを頂いてご満悦。原は謎のポーズで。
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エアロデザインへの興味が増々深まりました!空力研究だけでなく、カーボン造形技術の専門家、構造力学の専門家など、トレックバイクはチームワークで成り立っている事も良く分かりました。100人の開発者、デザイナーが議論を重ねて作ったバイクだと思うと、愛車がよりいっそうお気に入りになりますね!
インタビュー以外でも開発現場の事、製品の事など、私たちスタッフは色々とお話しさせて頂きました。ご興味のある方は、スタッフにもお聞き下さいね!
鈴木 恒