店長ブログ タンの徒然日記
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2013年12月 アーカイブ

本日のお客様バイクはこちら。
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SHIMANO(シマノ)の新型ULTEGRA(6800シリーズ)に載せ換えと同時に、
ハンドル交換、オーバーホールを行いました。

11スピードになった6800系は、"11スピード"というキーワードが取り上げられがちですが、
実はシフティングの軽さ、ブレーキレバーの引きの軽さ、STIレバーの小型化(握りやすさの向上)、
ブレーキレバーの無段階リーチアジャスト(圧倒的にレバーに指が掛かりやすくなりました)、などが大きな魅力です。
写真のフロント変速機も大きく形状が変化しました。取り付け、調整方法も今までと大きく変化しています。
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ハンドルはお馴染み?のRXL IsoZone(アイソゾーン)ハンドルバー
DSC03901.JPGヘッドのワイヤー類もピッタリとまとめると美しく見えます。
※フレームサイズやワイヤーガイドによって取り回しは異なります。

目立つグリーンのバーテープも、実際巻いてみると意外と違和感はありません。
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ホイールは、BONTRAGER(ボントレガー)のRXLホイール。
軽さだけでなく、高耐久性、高いメンテナンス性等も魅力です。
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それらをバランスよくまとめ上げたRXLホイールは、TREKのフレームによく合います。
同じコンセプトであるメリットですね。

最後は楕円チェーンリング「ROTOR(ローター)」。※デザインは2013年です。
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ギアの歯数は50×36。
登坂時、インナーに入れると一気に"ガクッ"と軽くなってしまいませんか??
アウターとインナーの歯数の差を少なくすることで、スムーズな変速が可能です。
もちろん、楕円のQ-ringsは11スピードに対応しております。既にQ-ringsをご使用頂いている方も
そのまま11スピードに載せ換えが可能です。

パーツを換える事で、その違いをしっかり体感できる事もスポーツバイクの魅力です。
さらに健康維持にも役立ちますから、とても素敵ではありませんか!?



日々メンテナンスやパーツ交換でお持ち込み頂くバイクから、皆様ご自慢の愛車です。

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フィットネス目的が、いつの間にか結構なスピードと強度で乗られるようになったお客様です。
TREK Madone(マドン)4.5 2013年モデル サイズ56cm

運動強度が高いのでハンドルはこの位置。
ステム下のヘッドカバーも完成車に付属している15mmから、さらに低い5mmに交換。

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自転車は機材を使うスポーツです。いかに上手く機材を使うかでライディングは変わります。
ポジションやセッティング、パーツの選択はその為にあります。

サドルはBONTRAGER(ボントレガー)のハイエンドモデル、Team Issue(チームイシュー)。
後方のベースはしなやかで、骨盤を立ててどっかり座ってもクッション性の高い乗り心地を実現。
意外に快適なサドルです。
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ハンドルは、ロングライドやエンデューロ、レースなど全てでお勧めのカーボンハンドル。
もはや定番でしょうか!?

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IsoZone(アイソゾーン)ハンドルは専用パッドが内蔵となり、それが無い状態と比較し20%も振動をカットします。
高速で橋のつなぎ目を通過した時等はその恩恵をビックリするくらい受けます。

そして、チェーンリングは「ROTOR(ローター)」の楕円ギア!

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ギア歯数は53×39。レース強度のギアの歯数です。
楕円は、カタログに「ペダリング効率が高まり、ライダーの力を最大限発揮する。」と記載されていますが、
正直「??」ですよね。で、実際使うと「なるほど!」といった感じでしょうか。
もちろん体感には個人差がありますが、ペダリングに関してあれこれ考えて、継続的に乗ってらっしゃる
方には効果があるはずです。また意外にも真円に戻した時に今までにない違和感を感じます。
荷重が掛かるべきポイントがはっきりと伝わります。

自転車で、また新しい発見と驚きを体感出来るかもしれません。

まずは、「もう少し楽に乗れたらな」とか、「もう少しスピードが出しやすくなるといいな」
といったちょっとした事から始まります。ぜひお気軽にご相談くださいね。

同じ自転車1台でも、工夫次第で何倍もの楽しさと発見をもたらしてくれますよ!



ハンドル交換と同時に、怪しい個所の点検、グリスアップ行いました。

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怪しい箇所、と言いますのもこの錆。
皆さん、大丈夫ですか?

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ローラー台を使用すると、汗がダイレクトに下に落ちます。
この様な錆は主に汗が原因となる事が多いですね。
ヘッド部を分解。

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今回は表面を少しさらうだけで解消。

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組み付けではグリスがシール効果を高めます。
ちなみにこのようなグリス、新車の入荷時に予め添付されているとつい考えてしまいますが、
実はメーカーによってバラバラです。
添付されていない状態で組み付けて、汗や雨で浸されると・・。怖いですね。

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そしてこちらも。おそらく汗ですね。

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クランクを抜き取りチェック。

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早期発見といったところでしょうか。

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使用状況、保管状態等によりバイクのコンディションは大きく変わります。
神経質になる必要は有りませんが、汗やドリンクのこぼれだけは要注意です!!
それらは、真水のシャワーをバイクの上から掛けて流しましょう。ひどい場合は洗車です(要乾燥)。
私はドボドボに濡れて拭いた後、ずぼらですが乾燥機(除湿機)をかけた部屋に入れておきます。

バイクの使用歴こそ永くても、状態が綺麗だとライディングも清々しく感じます。
出来る限り、いつも同じコンディションに近い状態で乗りたいですね。


ちなみにハンドル交換はこれ。
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メーカーにようやく入荷したという事も有り、今週一気に5本の交換がありました。
ありがとうございます。やっぱりこのハンドル楽なんです。ホントに。

ストアニュースにも載せてます。RXL IsoZone(アイソゾーン)ハンドルバー



ハンドル周りのボルトには、粘りがあり、ねじれに強い鉄が採用されます。
1万円以上するステムでもボルトには鉄が採用されることが多いです。
 
ただ、錆が発生しやすい点も特徴です。

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室内でローラー台を使用される方は、タオル1枚では足りません。
汗が染みない様しっかりとした対策が必要です。専用アクセサリーが販売されています。

また晴れた日しか走らない、という方もジメジメした室内に長期保管していると
いつの間にか錆びている事もあります。雨の当たる所での放置もまた然りです。

チタンボルトに交換してしまえば?とのお声もあるかと思いますが、一般的に出回っている
"純チタン"ボルトでは使用後に変形します。もしくは折れます。※試した経験あり。


小さな箇所で手間のかかるボルト類、でも防錆は簡単に出来ます!

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水置換性を有した潤滑剤は、湿気を追い出して防錆被膜を作ります。
ほんの少量添付するだけで効果大です。

写真はワコーズの「ラスペネ」ですが、ご自宅にある多くのチェーンオイルでも防錆効果が得られます。
チェーンに添付して防錆するわけですから、なんとなく想像できますよね。

ぜひお試しください!



寒空の下、約155kmの通称"北湖一周"を行いました。

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来年3月5日(水)に「チャレンジ!びわいち」を予定しており、その下見です。


走り始めて直にチューブラータイヤのパンク。でも皆様のご協力のお陰で難なく交換。

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昼食はびわいちの時いつも同じ様な気がします。「海鮮ちらし」。

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その後は強風の中での走行だった為写真はありません・・



後半、120km付近?でなぜか羊。
特に理由もなく記念写真。

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ひとまず無事に下見を終える事が出来て、ご同行頂いた皆様ありがとうございました!

やっぱり"冬のびわいち"は、風がきつかったですね。




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ロングライドからトライアスロンまで、幅広く乗られているお客様のバイクです。
レースイベントが減少するこの時期に、トータルメンテナンスにお持ち込み頂くケースが多いですね。

写真は作業後なので綺麗な状態ですが、BB(ボトムブラケット)と呼ばれる箇所。
内部にはカートリッジベアリングが挿入されています。

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汗やドリンク、雨等により錆びることもあります。また微細な砂の侵入により異音が発生する事もあります。

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普段は内部に隠れている為、外観をチェックしたり触れて確かめる事が難しい箇所です。
今回は新しいベアリングセットに交換しました。上写真はその挿入作業。
ちなみに工具は高価なTREK純正品。TREK専門店の強みです。

次にハンドリングを司る箇所、ヘッド周辺。

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こちらもBB同様、外観だけでは全て判断出来ません。
ただ、ハンドル周りのボルトが錆びている場合(アルミであれば腐食)、
汗でカートリッジベアリングの外輪も錆びている可能性があります。
まずは使用状況や外観などから想像します。

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今回はガタつきが生じていた為交換しました。

そしてホイール周り。

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カセットスプロケットが固定されているフリーボディーを取り外します。

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走行中ペダルを止めると、「カラカラカラ・・」と音が発生する箇所がココです。
クリーニングを行います。

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写真には写っておりませんが、ハブ内部にもベアリングセットが使用されています。
今回は交換の必要がありませんでしたので、クリーニングのみです。

ちなみに、カートリッジベアリングと呼ばれるモノがこれ。

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今回のフレームに採用されるインテグレーティッド規格は、このカートリッジベアリングを直接フレームに
埋め込みます。また"カップ"と呼ばれるカートリッジベアリングの"受け"をフレームに埋め込みませんので、
軽量化が実現できます。しかし、高度なフレーム成型技術と強度が必要なのは言うまでもありません。


いわゆる"実用車"ではない"スポーツバイク"は、より遠くへ速く、そして快適に連れて行ってくれます。
力を効率よく伝達させ、抵抗を軽減し、風を味方にし走るそのスピードには感動します。
その為にフレーム素材や規格諸々が常日頃考えられている訳でもあります。

店でそこを日々研究する訳ではありませんから、私にとって大切なのは、その製品(部品)や規格の
意図をよく汲み取り、それをもって皆様のバイクの反映させ、感動出来るほどのパフォーマンスを
引き出すことだと思います。


だからこそ、新しいモノはすぐ試したくなって、つい買ってしまうんですね!


長期にわたり使用されたホイールのオーバーホールです。
この場合、期間よりも走行距離や使用状況が目安になります。
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リテーナーに収まったボールが見えます。
グリスの潤滑状態も良くありません。硬化し潤滑寿命を過ぎております。
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フリーボディーを外した状態。
黒い変色は部品材料の摩耗粉です。
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ハブの内部です。
この劣化状態で使用し続けると著しく摩耗を進行させ、ハブ軸の回転に抵抗を生みだします。
調整では本来持っている性能を発揮させることが出来ません。
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まずは内部のクリーニングを行います。
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部品単位まで分解し洗浄します。
この中で交換が必要な部品は交換します。
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ハブを組み立てた後、今回はニップルを交換する必要がありました。
初期の組み立て時に添付するグリスが重要で、ここで緩み止めを多用してしまうと、
走行後の振れ取りといった調整に支障が出ます。さらに潤滑機能が低下すると一定の締めつけ量に対し、
スポークを同じテンションで組むことが難しくなります。
固まったニップルは交換します。
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組み立てた後、スポークのたわみを調整します。
スポークには引っ張る力を掛けている為、長期の使用によりそのテンションが低下しています。
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スポークの本数や太さ、ホイールの使用目的に応じ適正なたわみ量へ調整します。
同時にセンター、タテ、ヨコ振れをチェック、修正します。
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その後馴染みを出し調整を行い完成です!

本日はあまり面白くないネタが長々と続きましたが、
いつもの自転車も、切り口を技術に替えてみるとまた違った世界が見えてきます。




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